日本経営診断学会全国大会予稿集
日本経営診断学会第53回全国大会
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自由論題
知的ドキュメント・アウトソーシング活用による生産性向上-発注/進行スキル向上の実証研究-
今村 由美子並木 雄二
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p. 61-64

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抄録

日本企業には生産性向上が求められ,ノンコア業務のアウトソーシング活用が進む。コア業務に近接する領域に,知的ドキュメント・アウトソーシングがある。企画書やプレゼン資料など定型化が難しい業務を含むサービスである。調査により知的作業が多く含まれる職種の1/3以上に普及し,年代が低いほど利用率と利用意向が高いことがわかった。今後の拡大が推測される。また,個別大企業(企画会社)の284事例を分析し進行のばらつきを定量化の上,発注/進行スキルを形式知化し,スキル研修を設ける実証的な研究を行った。発注スキル啓発は企業の生産性向上に寄与すると考える。

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