MACRO REVIEW
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アジアエ科大学院(AIT)の役割と活動
青柳 征夫
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1994 年 7 巻 1 号 p. 73-79

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抄録
アジアエ科大学院(AIT)は、1959年に設立された各国の自主援助によって運営されている高等工学教育・研究機関であり、すでに6,500人を超える卒業生を送り出し、アジアの発展と生活水準の向上に貢献してきた。日本は1973年にAITがバンコク北方約50Kmに位置する現キャンパスに移転して以来、教官派遣、建物の寄付、奨学金、運営費の拠出など多くの援助を行ってきた。AITは、土木工学部、環境・資源・開発学部、先端技術学部及び経営学部より構成され、さらに付属支援部門として、生涯教育センター・、アジア災害準備センターなどを有している。アジアの世紀と言われる21世紀に向け、アジア・太平洋地域における技術教育・研究のセンターオブエクセランスとしてのAITの使命はますます重要になってきている。アジアの先進工業国として日本のAITにおける物心両面でのリーダーシップが求められている。
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© 日本マクロエンジニアリング学会
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