MACRO REVIEW
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科学芸術としての嗜好感性と特許の研究
建築や芸術等の各分野のデザイン等の嗜好感性は科学的に表現できるか?
宮本 隆司
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1997 年 9 巻 2 号 p. 81-87_7

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抄録
技術を科学すると言うことは、ある技術を科学的に分析して、それを科学的に組み立て、最後にそれを科学的な文章で表現すると言うことである。昔の徒弟制度の時代に技術を科学的文章で表現できなかったのは、そう言う表現方法が必要でなかったから、その様な訓練がなされなかったためである。特許制度の採用がこれを変えた。 同様に、今日の芸術家がデザイン等を科学的文章で表現できないと言うことは、そう言う試みをしようとする考えも訓練もしないためである。しかし、これが必要であることに気づいた中世の西洋の音楽家が感性的な音曲を科学的な5線符にした。一方、日本では、最近、デザインの芸術家が自己の分野のデザインを科学的表現にすることの必要性に気づき、それを科学した。それに基づきこれを特許化した。 これが理解できれば、芸術を科学することも可能なことが理解できよう。
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© 日本マクロエンジニアリング学会
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