Journal of Nursing Investigation
Online ISSN : 2434-2238
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脱マスク化に伴う保育士の課題の変化
大内 由梨, 藤吉 朗, 森岡 郁晴
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2025 年 23 巻 1 号 p. 18-24

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抄録

 目的:日本では2023年5月にCOVID - 19が感染症法の5類に移行され,保育現場でマスクを外す機会が増加した.本研究では,脱マスク化に伴い保育士の保育に関する課題がどのように変化したかを明らかにした.さらに,保育中のマスク着用有無によって課題に差があるかも検証した. 方法:2024年7月和歌山市認可保育施設45施設の保育士801名を対象に質問紙調査を実施した.調査項目は,対象者の基本属性,最近の保育中におけるマスク着用の有無,マスク保育による保育士の課題,マスクを外すことによる保育状況の変化であった. 結果:36施設,440名から回答が得られた(回収率:54.9%).個人判断で屋内マスク着用は全体で48.4%であった.マスク保育による保育士の課題として,子どもに表情や口の動きが伝わりにくいという回答が約8割であった.非着用群では着用群に比べ,多くの者が課題を認識していた.脱マスク後の保育状況の変化について,口の動きをみせやすくなった,息苦しさが軽減したと約9割が回答していた.非着用群の方が着用群に比べ,全項目で改善を感じている者の割合が多く,1項目以外全項目において有意差がみられた. 結論:多くの保育士がマスク保育に課題を感じており,脱マスク後に良い変化を認識していた.保育において口元を見せることの重要性が再確認された.

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© 国立大学法人 徳島大学医学部
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