日本医科大学雑誌
Online ISSN : 1884-0108
Print ISSN : 0048-0444
ISSN-L : 0048-0444
Secondary vascularized skin island flapに関する実験的研究
梅田 敏彦
著者情報
ジャーナル フリー

1991 年 58 巻 5 号 p. 569-576

詳細
抄録
白色ウサギの耳介動静脈血管束を用い, secondaryvascularized skin island flapの作成を試み, 皮弁の生着域を観察, 検討した.
1) 血管束埋入時のdelay法として遠位端のみ残し, 他の3辺に皮膚切開を加え挙上した方法が, delayをまったく行わなかった場合に比べ生着域の拡大に効果的であった.
2) 2回目delay法における皮弁の生着域の拡大には, bipedicle型のdelay法が有効であった.
3) 皮弁内microangiographyではdelayを行った皮弁で, 移植血管と既存血管との吻合および血管新生がより豊富であることが確認された.
著者関連情報
© 日本医科大学医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top