日本神経回路学会誌
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解説
計算理論にもとづく心理物理学
―内部モデルとモデル選択の概念による運動からの構造復元―
朝倉 暢彦
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2007 年 14 巻 1 号 p. 26-35

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抄録

視知覚機能の研究は多彩な分野にまたがった学際的研究領域であるが, それぞれの分野から得られた知見の融合という点においては, 必ずしも期待した成果が得られるわけではない. 本稿では, 計算理論を共通基盤として実験的研究と理論的研究の融合を図る試みについて, 計算論的アプローチにもとづく運動からの構造復元の心理物理学的研究の一例を通して解説する.

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© 2007 日本神経回路学会
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