原子力バックエンド研究
Online ISSN : 2186-7135
Print ISSN : 1884-7579
ISSN-L : 1343-4446
技術報告
GPSとGISを利用した線量測定現地調査ツールおよび調査結果管理システム(DRaMM-GiGs)の開発
北村 暁藤原 健壮吉川 英樹五味 克彦
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2013 年 20 巻 1 号 p. 15-20

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抄録

 除染のための線量率測定などの調査を迅速かつ確実に実施するために,全地球測位システム(GPS)と地理情報システム(GIS)を用いた線量測定現地調査ツールおよび調査結果管理システム(DRaMM-GiGs)を開発した.DRaMM-GiGsは,空間線量率などの測定結果を入力する際に位置情報と日時情報が同時に登録され,種々の結果を集約して地図上において一覧および解析することを可能としたシステムである.本システムの特徴として,あらかじめ地図上において校庭や田畑における線量率の測定地点を格子状に設定し,GPS機能を内蔵した携帯情報端末(PDA)上に表示させることが可能なことが挙げられる.したがって,除染後に目印となる植栽などが撤去された場合でも,現地調査を行う際に測定地点への容易なアクセスを可能にする.本システムの試運用を通して,測定地点の決定や測定結果の整理に費やしていた多くの時間と人手が低減されることを確認した.

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© 2013 一般社団法人日本原子力学会 バックエンド部会
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