抄録
近年、政府や経団連などは、従業員のキャリア開発のための施策を積極的に打ち出し、企業もこれに呼応し、従業員のキャリア開発を戦略的にマネジメントしている。しかしながら、これらの施策は主に大学新卒者や文系総合職を対象としており、専門職に関する検討は十分とは言えない(根木他,2018)。そのため、本研究では、専門職の中でも豊富な研究蓄積が存在する看護職のキャリア研究が、これまでどのような展開を見せてきたのかを明らかにすることを目的として、文献調査を行った。その結果「影響要因」「キャリアマネジメント」「支援制度」「管理者」の4つの観点から看護職のキャリア開発研究を捉えることができた。