日本臨床皮膚科医会雑誌
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論文
最近2年間に茨城県西部の診療所で経験した小児足白癬63例の統計的観察
加倉井 真樹梅本 尚可出光 俊郎
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キーワード: 小児, 真菌症, 足白癬, 統計解析
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2015 年 32 巻 4 号 p. 455-460

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抄録

 最近2年間(2012年1月~2013年12月)に茨城県西部の一診療所を受診した小児足白癬63例について検討した.年齢は,1歳から12歳(平均年齢7.1歳),男女比は男児39例,女児24例(1.66:1)であった.病型としては,趾間型36例,小水疱型27例で,2例は爪白癬を合併していた.菌種はTrichopyhton rubrum 10例,Trichopyhton mentagrophytes 14例でTR/ TM比は0.71だった.47例中32例(68.1%)は同居家族に足白癬がみられた.再発は4例にみられた.足白癬の罹患率を減らすために,小児期のうちに発見し,同居家族も同時に治療することが重要である.

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