気象庁には,全国約1,300か所の無人気象観測所からのデータを自動集信し,約70か所の気象官署に配信する「地域気象観測システム(AMeDAS)」(昭和49年より)と,気象衛星から送信される地球画像等の処理を行なう「静止気象衛星資料処理システム」(昭和52年より),国際間並びに国内の気象データ,そして,気象衛星からのデータの収集,編集,中継をオンラインリアルタイムで行なう「気象資料自動編集中継システム(ADESS)」(昭和44年より)および数値予報を行なう「解析予報システム」(昭和33年より)等もある。以下,気象庁におけるこれらの電算機システムの概要を記述。