1994 年 37 巻 4 号 p. 319-325
オンライン情報検索の利用料金は, 接続時間に比例した課金が主流であった。この料金制度ではオンライン利用者にとって, 利用額が前もって分からず, 常に予算を意識して利用するため, 対話型検索を制限し, その結果利用増への大きなブレーキとなってきた。メジャーデータバンクで, 提供または開発している定額料金制システムを紹介し, 従来の接続時間制との相違点, 検索側の態度, オフラインソースとしてのCD-ROMの利用等, オンライン検索の新たな展開を述ぺた。