この度策定された「国の研究開発全般に共通する評価の実施方法の在り方についての大綱的指針」は，国の研究所や国立大学で行われる研究開発をはじめ，国費の支出を受けて行われる研究開発全般の評価のガイドラインとなるものである。この指針は，科学技術基本計画の目的を達成するための重要な柱として位置付けられるものであり，(1)評価基準・過程を明示した明確な評価の実施，(2)外部の第三者を評価者とした「外部評価」の導入，(3)評価結果等を積極的に公開する「開かれた評価」の実施，(4)研究開発資源の重点的配分などへの評価結果の適切な活用，という四つの基本的考え方に基づいて，評価の実施方法の在り方を示している。
