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報告
日本のグラントシステム構築に向けた提案
[続編] ハワードヒューズ医学研究所の事例
園生 賢一小林 正
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1999 年 42 巻 8 号 p. 673-681

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抄録

欧米のグラントシステムをベンチマークとすることにより,日本のグラントシステムの改善の方向性に対する示唆を得ることができる。このようなグラントシステムの興味深い事例として,本稿では米国のハワードヒューズ医学研究所について紹介する。ハワードヒューズ医学研究所は,細胞生物学,遺伝学,免疫学,神経科学,構造生物学の領域において世界トップクラスの研究者を抱える生命科学分野の研究所である。ハワードヒューズの研究員の中にはノーベル賞受賞者も存在しているなど,研究員の創造性や生産性が高いことで幅広く認められている機関である。

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© Japan Science and Technology Corporation 1999
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