学術図書館を取り巻く環境は,印刷媒体をベースとした従来の環境から情報通信テクノロジーの急速な進歩とWWWの普及による新たな図書館サービスと情報リソースの機会へと変貌してきた。大学図書館のサービス,収集資料,施設,スタッフ,利用者はこのような環境変化の中にどのように移行しつつあるのか,筆者のワシントン州立大学図書館での経験を通して述べる。印刷媒体資料の費用増加と並行して電子情報の数と種類も増大しており,電子情報が学術図書館の予算に占める割合も増加し続ける。図書館リソースの図書館間相互利用,電子情報の共同購入・ライセンスについても述べる。