国立情報学研究所
2002 年 45 巻 3 号 p. 157
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
わが国社会におけるインターネットの普及,浸透の現況を踏まえて,インターネットの歴史を整理,回顧し,その特異な発展過程を諸側面から明らかにする。すなわち,OSIへの勝利,UNIX文化から商業主義への軌跡,管理機構ICANNをめぐる混乱,WWWの成功,コンテンツ・ビジネス,規格制定方式の変容などである。また,デジタル・デバイドの一因でもある国際回線料負担の不公平問題にも言及して,インターネットをめぐる技術論,国益論,文化論等の諸相を検討する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら