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わが国の科学技術の動向と情報科学の役割
阪 彩香桑原 輝隆
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2006 年 48 巻 10 号 p. 657-666

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抄録

情報通信分野は,領域によって,短期的技術,中期的技術,長期的技術の3つのパターンがある。技術的実現と社会的適用までのタイムラグは他分野に比べて短いことが特徴である。今後は,ユビキタス社会の実現が前提になっており,2015年ごろを境として社会全体が知識活用の時代を迎えるとされている。さらに,情報通信分野は今後10年間における分野間の融合・連携の中心的存在と考えられており,これを着実に進展させる必要がある。なお,情報通信関連領域を支える基礎研究と考えられる数学や計算機科学は,日本の弱い部分であり,この強化を行なうことでさらなる技術開発の躍進が期待される。

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© Japan Science and Technology Agency 2006
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