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特許文献に記載の塩基配列およびアミノ酸配列に関する諸問題
三原 健治
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2012 年 54 巻 10 号 p. 652-662

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抄録

ゲノムを丸ごと解析できるようになった現在において,DNA配列やアミノ酸配列に関する情報は年々増加の一途をたどっている。特許出願についても配列に関する膨大な情報が蓄積されており,配列データの蓄積方法に加えて,蓄積されたデータを検索等に利用する仕組みも必要である。本稿では上記の配列データの蓄積および検索への利用に関して,以下の4つの問題点,すなわち(1)塩基数またはアミノ酸数の少ない配列の問題,(2)塩基数またはアミノ酸数の多い配列,並びに配列数の多い出願の問題,(3)同じ配列が重複して登録される問題,(4)特許出願における配列表のフォーマットに関して,配列表のXML化に伴う問題を取り上げ,それぞれについて考察するとともに,最後に配列データの信頼性についても考察した。

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© Japan Science and Technology Agency 2012
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