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諸外国における国家研究公正システム(2) 特徴的な国家研究公正システムモデルの比較分析
松澤 孝明
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56 巻 (2013) 11 号 p. 766-781

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抄録

前報で,55か国・地域の国家研究公正システム(NRIS)をHALレポートの分類にしたがって3つに分類した。本報では各分類ごとに代表的な国を選び,NRISの特徴やその背景を調査・比較した。各国の研究公正当局の有無や法的権限は各分類で異なり,それによってNRISの強みや弱みが存在する。また,同じ分類に属する国でも,研究公正当局の設置形態や機能,システム導入の背景や国情は国ごとに特徴がある。各国のNRISの特徴は,その国のイノベーションシステムの特徴と関連がある。また,研究公正機能を研究公正当局に集約するのか,複数の組織に分散させるのかによっても,特徴が変わってくる。NRISの検討に際しては,自国の特徴や他国との国情の違いを認識する必要がある。

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