科学技術振興機構(JST)は国際科学技術情報評議会(ICSTI)主催の年次シンポジウムを下記のように運営・開催致します。
シンポジウムテーマ:
「Information and Infrastructure for Innovation (3i)」~New Approaches for Knowledge Platforms~
(ヘッドセットによる日英同時通訳を実施)
URL: http://www.prime-pco.com/icsti/icsti_2/index_jpn.html
URL: http://www.prime-pco.com/icsti/icsti_2/index_jpn.html
セッション1:Open Platform for Data Sharing
研究開発の世界で研究データ共有の動きが高まる中,研究データの流通に関する最先端の状況を紹介し討議を行います。米国エネルギー省(DOE),米国国立標準技術研究所(NIST)から,米国のデータ共有に詳しく,Research Data Alliance (RDA)の立ち上げに参画された方々や,欧州の大学図書館で研究データの流通に携わっている方をお招きします。また,学術界からは国際科学会議世界科学データシステム(ICSU WDS)国際プログラムオフィスのDr. Mustapha Mokrane,日本の研究データ流通の第一人者である(独)情報通信研究機構(NICT)の村山泰啓先生にもお話をいただきます。
セッション2:New STI related Technologies / Services
科学技術情報の流通にかかわる技術面では,マイクロソフトからAlex D Wade氏をお招きし,ITサービス業界の視点からみたデータ流通のお話をいただきます。また,RDF,LODなどの最新動向を国立情報学研究所(NII)の大向一輝先生からお話をいただき,JSTからはJST情報資産のRDF化・LOD対応について,さらに,中国科学技術情報研究所(ISTIC)のDr. Ying Liから,世界標準での検索サービスの構築についての中国での状況をご報告いただきます。また,バイオテクノロジーに特化した情報流通技術について,東京工業大学の黒川顕先生からお話をいただきます。
セッション3:Analysis and Evaluation based on STI (for Innovation)
政策のための科学や企業における研究開発戦略立案では,エビデンスをより重視する動きがある中,研究評価・分析にフォーカスし,英国サセックス大学のDr. Ismael Rafols,韓国科学技術情報研究院(KISTI)のDr. Hong-Woo Chunから最新の動向をお話いただきます。また,日本の研究開発戦略立案に関する研究動向について,京都大学の山口栄一先生からお話をいただき,JSTから経済協力開発機構(OECD)に出向している治部が,OECDで得られた知見を交えて報告いたします。