東京大学大学院農学生命科学研究科
2015 年 58 巻 8 号 p. 589-596
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環境負荷の低減や限りある水・土地,気候変動の影響など複雑な制約のある中で,増え続ける人類が求める健康で安心な生活の基盤となる食料を安定的・持続的に増産することは容易ではない。しかし,ビッグデータの収集とデータ駆動型科学の問題解決アプローチで迫ることで,最適化への道を探り出すことが期待できる。そのためには効率的なデータ収集によるビッグデータ構築とそれを最大限活用するモデル開発が喫緊(きっきん)の課題となっている。それらの現状と方向性についてまとめる。
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