歯科基礎医学会雑誌
Print ISSN : 0385-0137
種々の口腔常在菌の培養濾液の示す好中球に対する走化活性
三宅 洋一郎福井 一博橋本 加代子守山 隆章
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1979 年 21 巻 4 号 p. 689-692

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抄録

歯周病の発症において, 歯肉溝に存在する白血球, 特に好中球の役割は重要であると思われる。口腔内では歯垢, 歯肉溝, 唾液中に好中球に対する走化活性が認められている。その中には細菌由来の因子があると思われるが, この報告では口腔細菌のうちでどのような種類の菌が活性を持っているかを測定した。種々の口腔常在菌の培養濾液について, アガロースプレート法により走化活性を測定した結果, 調べた19株のうち, S.mutans5株, S.sanguis2株, S.salivarius, L.casei, L.plantarum, L.acidophilus, C.diphtheroides, C.parvumの培養濾液中に強い活性が認められた。

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