1987 年 36 巻 6 号 p. 409-412
異なる置換基を有する第三アミンの合成について検討した。N, N-置換エタノールアミンはハロゲン化アルキルと反応して容易にかつ定量的に2-ヒドロキシエチルアンモニウム塩を生成する。この塩をやや過剰の水酸化カリウムと120℃で処理するとエチレンオキシドを放出して第三アミンを高収率で生成する。
N, N-ジメチルエタノールアミンとハロゲン化アルキルとの反応は同じ容器内で上の反応を行って定量的にN, N-ジメチルアルキルアミンを得ることができる。