日本油化学会誌
Online ISSN : 1884-1996
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アルキルの可溶化特性 (第1報)
非イオン界面活性剤によるp-ヒドロキシ安息香酸
岡部 文市柿島 博
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1997 年 46 巻 9 号 p. 1023-1025

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抄録
非イオン界面活性剤によるp-ヒドロキシ安息香酸アルキル (パラベン) の可溶化特性を平衡透析法を用いて検討した。その結果, 界面活性剤のモル濃度が増加するにつれてR値 {パラベンの (総量/遊離量)} は, 直線的に増加した。さらに, その直線の傾きと界面活性剤のHLB との間に一次関数の関係が認められた。
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