東北大学大学院農学研究科応用生命科学専攻生体分子機能学研究室
1999 年 48 巻 10 号 p. 971-980,1194
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従来, 油脂の栄養は脂肪酸組成に基づいて論じられてきた。しかし, 天然油脂において脂肪酸のグリセリンとの結合位置が油脂の吸収のみならず脂質代謝にも影響することが明らかになってきた。構造脂質とは, 脂肪酸の栄養生理機能がより一層発揮されるように脂肪酸の結合位置や組成を調整した油脂をいう。典型的な構造脂質はより効果を強めるため, 中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸を同一分子中に組み合わせた構造をもっている。
油化学
油脂化学協会誌
オレオサイエンス
Journal of Oleo Science
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