日本油化学会誌
Online ISSN : 1884-1996
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抗炎症薬β-グリシルレチン酸のアニオン型甘味誘導体
豊嶋 俊薫玉垣 誠三
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2000 年 49 巻 11-12 号 p. 1407-1412,1447

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抄録

β-グリシルレチン酸 (GA) のアニオン型誘導体を多数合成し, それらの甘味を評価したところ, GAの20位カルボキシル基 (COOH) と3位の解離型アニオン置換基 (COO-) が甘味に必要であることが分かり, 甘味発現機構を提案した。

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