都市計画論文集
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立地ポテンシャル優位性の逆転に着目した双子都市の中間における商業施設立地モデル
酒田市・鶴岡市の中間に立地するショッピングセンターを例として
讃岐 亮吉川 徹饗庭 伸
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ジャーナル オープンアクセス

2007 年 42.3 巻 p. 481-486

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抄録
近年日本では、大規模商業施設が田園地域の真只中に立地している現象が多く見られる。本研究はこの現象に対する理論モデルを作成することを目的とする。そのため本研究では、2つの都市中心とその中間の地域における立地ポテンシャル優位性の逆転に焦点を当てた、商業施設の立地モデルを提示する。このモデルは自動車移動可能性と人口分布という2つの変数とするものである。立地ポテンシャルは二乗距離の指数関数によって表される。このモデルを、2001年開業の大規模ショッピングセンターが中間地域に立地する酒田市・鶴岡市の地域に適用し、適合性の高い結果が得られた。
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© 2007 公益社団法人 日本都市計画学会
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