都市計画論文集
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地縁組織が経営する地域共有の場としての酒場の機能に関する研究
浜松市櫛町の村櫛酒販売所におけるコミュニティ財の運用と情報交流の仕組みに着目して
津倉 真優子後藤 春彦佐藤 宏亮
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ジャーナル オープンアクセス

2009 年 44.3 巻 p. 559-564

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抄録

平成の大合併を経て、行政区域が広がりつつあるなか、地域住民が地域の課題解決のために自律的に集まり、行動していくような住民自治の在り方が模索されている。そして、このような住民の自治的な行動を考える上では、地域共有の場となり得る空間は重要な意味を持つ。本稿では、村櫛酒販売所を対象として、コミュニティ財の運用と情報交流の仕組みに着目し、地域共有の場としての酒場の機能を明らかにする。そのうえで、住民自ら地域共有の場を経営していく知見を得ることを目的とし、コミュニティ財の運用の蓄積によって「酒場」が地域住民に浸透してきたこと、および「酒場」における情報交流の仕組みを明らかにした。そのうえで、住民自ら地域共有の場を経営していく可能性を考察する。

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© 2009 公益社団法人 日本都市計画学会
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