都市計画論文集
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出雲市における伝統的町並みの特徴と行政支援よる町並み形成に関する取り組み
大社町と平田町を事例に
有馬 健一郎中野 茂夫井上 亮
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2012 年 47 巻 3 号 p. 703-708

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抄録
出雲市では、出雲大社の門前町として栄えた大社町と、木綿街道で知られる平田町でまちおこしの一環として、地域の活性化に向けたさまざまな取り組みが実施されてきており、そのなかで行政による修理・修景支援事業も行われてきている。そこで、出雲市の修理・修景事業について、大社町と出雲市の町並みの変遷を辿りつつ、現況の特徴を明らかにしたうえで、現在の修景事業を中心に問題点を抽出した。結果として、十分に町並みを活かした修景事業が行われていないところがみられ、今後それぞれの町並みを適切に掴んだうえで、修景事業を行うことが期待される。
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© 2012 公益社団法人 日本都市計画学会
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