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都市計画論文集
Vol. 47 (2012) No. 3 p. 745-750

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http://doi.org/10.11361/journalcpij.47.745


本研究では,地域内人口分布の将来のあり方を議論するため,時間軸を考慮した偏在化・均一化の各シナリオを構築する手法を開発した.具体的には,国勢調査3次メッシュデータを利用し,直近5年間に偏在化・均一化している市町村のメッシュタイプ別・性別5歳階級別人口変化率を計算し,コーホート変化率法を適用することで,2050年までの偏在化・均一化の各シナリオの構築を試みた.その結果,住民の便益,コスト,環境問題に密接に関係する地域内人口分布を将来的にどのように誘導すればよいか議論する材料になり得る,時間軸を考慮した偏在化・均一化の各シナリオを構築することができた.ただし,三大都市圏では必ずしも想定通りのシナリオを構築できなかった例があった.メッシュ人口規模に依存した人口増減率設定方法などが原因として考えられ,これらの改善が課題である.

Copyright © 2012 公益社団法人 日本都市計画学会

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