都市計画論文集
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台北都市圏のMRTの利用実態と課題に関する研究
日本人の通勤と居住の地域・決定要因に着目して
伊藤 弘基佐藤 遼柏崎 梢
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ジャーナル オープンアクセス

2015 年 50 巻 3 号 p. 365-370

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抄録

本研究は日本人の居住の実態とその決定要因、及び通勤手段を通じて、台北都市圏のMRTの利用実態や課題を明らかにすることを目的とする。台北都市圏では、1500万台のスクーターなどにより道路混雑や交通事故が激化し、また環境の点からもMRTの発達が求められている。中でも通勤交通は都市交通において重要な部分を占めている。また台北都市圏に住む日本人は増加の傾向にある。そのため、日本人の通勤行動や住居の地域・決定要因から、台北MRTの利用実態を分析することで、一層の充実が求められる台北MRTの課題を明らかにすることができると考えられる。本研究では日本人を対象としたアンケートを行い、MRTに関する結論や日本への示唆を得た。

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© 2015 公益社団法人 日本都市計画学会
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