都市計画論文集
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大規模歴史公園における歩行者サインシステムの改善による観光客の行動変化に関する研究
塚口 博司
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ジャーナル オープンアクセス

2016 年 51 巻 2 号 p. 174-183

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抄録

観光地を訪れる観光客には、当地に土地勘がある人だけでなく、土地感に乏しい人々も少なくない。土地勘に乏しい人も含めた多様な人々が訪れる観光地では適切な情報提供が必要である。このため、現地に設置された案内標識は非常に重要である。本論で論じる奈良公園は、1年間に1300万人の観光客が訪れる日本有数の観光地であるが、案内標識が十分ではなく、サインシステム改善の要望が強かった。そこで、2010年の遷都1300年事業の一環として、サインシステム改善プロジェクトが実施された。本論は、サインシステム改善のための調査ならびに改善後の調査に基づいて、観光客の回遊行動および経路選択行動の比較を行うことによって、サインシステム改善に伴う観光客の行動変化について論じたものである。

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© 2016 公益社団法人 日本都市計画学会
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