都市計画論文集
Online ISSN : 2185-0593
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国土交通網整備と所要時間短縮効果の変遷に関する研究
安達 修平鈴木 勉
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ジャーナル オープンアクセス

2016 年 51 巻 3 号 p. 875-880

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抄録

本稿はバランスのとれた交通網形成に役立てるため、(高速交通網がもたらした国土構造の形成を旅客交通の所要時間の観点から評価し、)国内市町村間の高速交通網の整備度合いの格差・優先順位を比較することで地域へのアクセス改善の効果を交通手段別に明示し,大都市への集中や地域間格差について議論を行った.この結果、1)日本の交通網は東京・大阪間を軸に整備が進められ,その後格差を埋める形で地方の交通網の整備が行われた 2)九州地方では航空機による、東北では新幹線による平均所要時間の短縮効果が大きい 3)中央リニア新幹線の整備によるアクセス改善効果は長野県や山梨県などの中間駅付近の市町村で顕著に見られる ということが明らかになった.

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© 2016 公益社団法人 日本都市計画学会
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