都市計画論文集
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東京ベイゾーンへのオリンピック観戦客の輸送を想定した直通バスの数理モデル
田中 健一鳥海 重喜田口 東
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ジャーナル オープンアクセス

2017 年 52 巻 3 号 p. 696-703

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抄録

本論文では,2020年に開催が予定されている東京オリンピック・パラリンピックにおける東京ベイゾーンへの観戦客輸送を想定した直通バスの数理モデルを提案する.首都圏鉄道網の主要駅から会場周辺へ向かう直通バスを想定し,東京ベイゾーンへ向かう電車の混雑を緩和する効果について検討する.首都圏鉄道網の電車の運行を表現する時空間ネットワークを構築し,これに直通バスを表現するリンクを追加してモデルを拡張する.ある一日の競技スケジュールを選び,観戦客が会場まで,通勤・通学客の流れを加味した上で経路選択を行うと仮定し,直通バス導入後の観戦客の流れの変化を計算する.分析結果から,ゆりかもめの新橋駅を発車する電車の混雑緩和に寄与することが確認された.

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© 2017 公益社団法人 日本都市計画学会
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