都市計画論文集
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人口密度と縮小率に着目した線引き都市における居住誘導区域の指定に関する研究
住環境指標の視点から
野中 健志郎猪八重 拓郎
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 54 巻 3 号 p. 457-463

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抄録

本研究の目的は,住環境評価の視点から判別分析を用いて居住誘導区域が設定された場所の要件を明らかにすることにある.はじめに,線引き都市を対象に居住誘導区域の設定状況を市街化区域の人口密度と居住誘導区域に対する市街化区域の縮小率を用いて分析し,クラスター分析により6つのtypeに分類した.その上で,そのtypeを基に代表都市として土浦市,鶴岡市,箕面市,熊本市を選出した.さらに,住環境評価の視点から居住誘導区域の設定の有無を識別するための判別モデルを構築した.最後に,構築した判別モデルを縮小率の異なる他都市に適用した.結果として,判別モデルにより縮小率の高低を住環境指標の観点から一定程度説明することができた.

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© 日本都市計画学会
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