都市計画論文集
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地方都市における市街地の形成時期と生活施設へのアクセシビリティの関連性に関する一考察
長野県松本市を対象として
丸岡 陽中出 文平
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 54 巻 3 号 p. 472-478

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抄録

本研究は長野県松本市を対象に、市街化区域をDIDの形成時期によって分解した上で、8種類の生活施設に対する徒歩及び公共交通でのアクセシビリティを領域間で比較することにより、自家用車に頼らない生活環境の実現に資する市街地構造のあり方を検討することを目的とする。徒歩だけの場合と、公共交通を加えた場合の二段階の分析の結果、以下の知見を得た。(1)昭和45年DIDは多くの生活施設や公共交通乗り場に徒歩でアクセスしやすい領域であること。(2)公共交通は平成27年DID縁辺部や飛び市街化区域でのアクセシビリティの改善だけでなく、昭和45年DIDのように徒歩のアクセシビリティが高い地域でも一定時間内にアクセスできる施設の選択肢を増加させるという役割を持つこと。

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