都市計画論文集
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景観的価値の主観的評価から推定される「場所の価値」に基づく地区分析
東京都国立市富士見台地区を事例として
井上 拓央真鍋 陸太郎村山 顕人小泉 秀樹
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2020 年 55 巻 3 号 p. 1372-1377

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抄録

本研究は、市街地画像における景観的価値を人々が主観的に評価した結果をもとに地区のすべての場所について推定できる「場所の価値」の分布と強度に基づいて、地区が持つ質的な価値を定量的に分析する新たな手法の開発を目的としている。アンケート調査結果の分析とセマンティックセグメンテーションの適用により、市街地を撮影した画像に占める景観要素の構成から、人々が認知しうる様々な景観的価値の程度を推定する関数を作成した。これにより、景観要素の構成を基にした回帰モデルの説明力を表す決定係数と、様々な景観的価値の人々による評価結果の推定精度とがほぼ比例することが明らかになり、人々の場所に対する心理的な関係性に着目した計画理論としての「プレイス・ベースド・プランニング」の実現に向けた第一歩を記すことができた。

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© 日本都市計画学会
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