都市計画論文集
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連続した外部空間における周回観察調査を用いた利用者行動分析
阿南 陸星野 裕司
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2020 年 55 巻 3 号 p. 1394-1401

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抄録

近年,都市空間では広場などの外部空間を充実させた都市開発が行われており,これらの外部空間は連続した空間として都市空間に存在している.外部空間が連続的に存在していることで利用者はそれぞれの空間を行き来することができ,それぞれの目的に合わせて場所を選択することが可能となる.そのため都市空間における連続した外部空間について利用という観点から検討していくには,一つ一つの空間を個別にみるのではなく,連続した空間を全体的・通時的に調査していくことが重要であると考えられる.本研究では SAKURAMACHI Kumamoto 内の外部空間を対象として周回観察調査を行うことで,連続する外部空間の利用実態の分析を試みた.その結果,連続した外部空間内において階層ごとの利用行動に違いが生じており,利用実態に特徴があることが明らかとなった.また周回観察調査を用いることで,連続した外部空間における利用実態の全体的,通時的な大まかな傾向を捉えることが可能であることが示された.

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