土木史研究
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加古川周辺における古レール使用鉄道構造物
山本 功岡村 康弘上石 俊之
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1990 年 10 巻 p. 263-266

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抄録

JR山陽本線は、出陽鉄道によって1888[明治21]年11月1日、兵庫・明石駅間開業以来100年以上を経てきている。その間、様々な鉄道構造物が建設、改築され現在に至っているが、これらの鉄道構造物の中には古レールを用いた構造物をいくつか見ることができる。
その古レールも、関西地方の鉄道会社が発注したものが多いが、中には横浜鉄道といった還隔地のものも見られる。また、初期はアメリカを中心とした外国からの輸入のみであったが、1910年以降は国産も見られ、1930年以降は国産のみとなっている。

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