土木史研究
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庄川河口の放水路建設
明治期の放水路建設の経緯と評価
安達 實三宅 邦彦北浦 勝
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キーワード: 明治期, 治水, 庄川放水路
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1997 年 17 巻 p. 235-242

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抄録

富山県の庄川は、岐阜県山地に源を発し、北流して富山湾に注ぐ一級河川である。太古から大雨毎に氾濫を繰り返し、下流に土砂を堆積させ水害を大きくしていた。
藩政期から治水の取り組みはあったが充分ではなく、明治後期に建設された河口の萩放水路で水害の影響は少なくなった。この工事の経緯と評価について述べる。

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