土木史研究
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鹿児島甲突川の五大石橋論争: 過去・現在・未来
撤表に至る概括的経緯
伊東 孝
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キーワード: 五大石橋, 移築復元, 論争
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1997 年 17 巻 p. 611-616

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抄録

昨年の土本史研究発表会で、鹿児島甲突川にかかる五大石橋の解体調査に関する論文が自由投稿部門で数本発表された。しかし各論文は、五大石橋をなぜ解体するに至ったのか、については何らふれていない。本論文は、5大石橋を解体する前に、いかなる議論が行政当局と市民の間にあつたのかについて、経緯と論点を概括的に整理している。詳しい検討は、今後はじまる「五大石橋論争」の中でおこなうことになる。

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