土木計画学研究・論文集
Online ISSN : 1884-8303
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一時的構造変化に伴う持続的行動変容に関する実証研究
中山 晶一朗藤井 聡北村 隆一山田 憲嗣
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2001 年 18 巻 p. 497-502

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抄録
本研究では, 一時的に交通環境を変化させるだけで交通行動の持続的な変化を期待できるのかを検討するために, 阪神高速道路堺線の通行止め前と1年後のアンケート調査の分析を行なった. 分析の結果, 通常は鉄道を利用しない人々が通行止め期間中に鉄道を利用した場合, 鉄道に対する否定的信念 (思い込み認知) の解消によってそれ以降, 鉄道の利用頻度が高まっていることが分かり, 一時的な公共交通機関の利用を促すだけでその利用の増加が長期的にも持続することが期待できると考えられる.
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© 社団法人 土木学会
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