抄録
3次元有限要素法に基づき, ブロック舗装の構造的特質を考慮した構造解析プログラムパッケージ (BlockPave3D) を開発した. 表層の個々のブロックをソリッド要素で分割し, 目地や敷砂層を境界面要素によって置き換える. このことによって, ブロックの配置パターンやブロック形状の影響を考慮することができる. このモデルにおいて重要な目地や敷砂層の境界面要素のばね係数の値を, 小型FWDによるたわみから推定する方法を開発した. ばね係数の組み合わせとたわみの関係をニューラルネットワークによって学習させ, たわみを入力すると対応したばね係数の組み合わせを出力するモデルである. 実際に施工されたブロック舗装のばね係数を推定し, この値を用いていくつかのブロック舗装について応力解析を行った.