金沢大学人間社会環境研究科
2007 年 26 巻 1 号 p. 1-24
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これまで,ウェッブ夫妻のナショナル・ミニマム論は,しばしば生存権保障と結び付けて理解されてきた。しかし,そのような理解は,彼らのナショナル・ミニマム論の本質的構造を充分に捉えていない。独特の社会観を背景とした彼らのナショナル・ミニマム論には,生存権保障と結び付く余地はなかった。本稿は,彼らの医療制度改革構想の検討を通じて,そのナショナル・ミニマム論の本質的構造を明らかにした。
医療福祉政策研究
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