抗性物質マイオマイシンは1973年に, French らにより発見されたものであるが, 植物病原菌に対する効果については報告されていないので, 7種の植物病原細菌を用いて試験し, 寒天希釈法で, 25~100μg/ml濃度, 比濁法では, 2~100μg/ml濃度で各細菌の生育を完全に阻害した. しかし, 寒天拡散法では100μg/ml濃度でも非常に小さな阻止円しか形成されなかった. 一方, in vivo 試験においては, ハクサイ軟腐病およびキュウリ斑点細菌病に対し, 45~75μg/ml濃度で顕著な防除効果が示された. さらに, ストレプトマイシン耐性株によるキュウリ斑点細菌病に対しても, かなりの防除効果を有することが認められた.