Journal of the Japan Petroleum Institute
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一般論文
水熱前処理条件下におけるマンニトール分解速度の決定
松本 龍之介秋 庸裕中島田 豊岡村 好子田島 誉久松村 幸彦
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58 巻 (2015) 4 号 p. 252-255

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抄録

日本で大量に生産されるコンブを利用するにあたり,主要成分であるマンニトールの回収は重要である。マンニトールはコンブの水熱前処理によって液相中に回収できるが,処理条件が過酷すぎると生成物であるマンニトールの分解も進行してしまう。水熱前処理の最適条件を決定するためには,マンニトールの分解特性を決定することが必要不可欠である。本研究の目的は,過分解を起こさずにマンニトールを回収するために,水熱前処理条件下におけるマンニトールの分解速度を決定することである。流通式反応器を用いて,マンニトールの分解速度を決定することに成功し,前指数項3.23 s−1,活性化エネルギー26.5 kJ/molを得た。得られた反応速度を用いて,実際のコンブの水熱前処理におけるマンニトールの挙動を平均誤差4.6 %で予測することができた。

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© 2015 公益社団法人石油学会
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