石油学会誌
Print ISSN : 0582-4664
Li-Ni/Al2O3およびLa2O3アノード触媒を用いた溶融炭酸塩燃料電池 (MCFC) 型反応器でのメタンの選択的変換
伊藤 貢悦田川 智彦後藤 繁雄
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2001 年 44 巻 6 号 p. 371-377

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抄録

溶融炭酸塩型燃料電池 (MCFC) システムをメタンの選択的変換反応による合成ガスおよびC2化合物 (エタン•エチレン) の製造に応用した。従来のMCFC反応器の欠点である安定性の不足や前処理に必要な時間を改善するため, コンパクトなセル型のMCFC反応器を設計した。反応器を構成する各プレートはドクターブレード法を用いて作製した。このような反応では, 燃料極触媒の設計が重要な要素である。MCFC反応器に合わせて2種類の触媒を調製した。合成ガスの製造のためにはLi-Ni/Al2O3触媒を用い, C2化合物の製造のためにはLa2O3触媒を用いた。これらの燃料電極を使用することにより, 所期の生成物を選択的に得るとともに, 相当する電力を得ることができた。

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