石油学会誌
Print ISSN : 0582-4664
石炭と廃タイヤの超臨界水液化
部分酸化と水性ガスシフト反応の影響
Prapan KUCHONTHARA松村 幸彦
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2001 年 44 巻 6 号 p. 397-400

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抄録

石狩草炭と廃タイヤをそれぞれ単独, および混合物の超臨界水液化することにより, 両者の共液化による相乗効果を明らかにした。加えて部分酸化と水性ガスシフト反応が超臨界水中の液化特性に及ぼす影響についても明らかにした。実験は回分式反応器を用い673K, 25MPaの条件で行った。ニッケル触媒存在下での生成ガスは, 無触媒の時と比較すると, H2の生成が増加, COの生成が減少したため, ニッケル触媒に水性ガスシフト反応の促進作用があることが確認できた。石炭とタイヤを共液化することにより, 特にニッケル触媒存在下で炭素転化率が向上することを確認した。

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