昭和大学薬学部薬学教育推進センター実務実習推進室
2008 年 53 巻 3 号 p. 209-215
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
関節リウマチや脳卒中片麻痺患者のように, 運動障害があると薬を服用する動作ができず, 患者自身で薬が飲めないことも稀ではない。そこで, 患者が自分で服薬するための方法や便利な自助具を紹介する。また, 経管栄養チューブや胃瘻から薬を注入するために薬剤師以外の人によって錠剤粉砕が一般的に行われているが, 専門的な知識がないままに錠剤粉砕を行うことは大変危険な行為である。そこで錠剤を粉砕しない経管投薬法である簡易懸濁法を紹介する。さらに, 今後薬剤師がすべき服薬支援についても述べる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら