植物学雑誌
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チョウセンアサガオの幼胚の培養に必要な一生長物質 (“Embryo Factor”) について
松原 聡
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1962 年 75 巻 883 号 p. 10-18

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抄録

1) チョウセンアサガオの幼胚培養に際して, 胚の生長を促進す?る “胚子因子” として知られるココナットミルクに代用しうるものを探し求めた. 2) ルピナスの若い種子またはハヤトウリの老熟した種子の80%エチルアルコールの浸出液を Seitz-filterを用いて滅菌し, 4%のショ糖, 1%の寒天, White 氏処方の無機塩を含む培養基に加えると, 幼胚に対して生長促進効果があった. 3) これらの効果は van Overbeek氏らにより用いられたココナットミルクの効果と同程度である.

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