植物学雑誌
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アサガオの高丈性および矮性晶種の種子と芽生えにおけるジベレリン様物質の含量の変化について
小川 幸持
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1965 年 78 巻 930 号 p. 474-480

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抄録

1. アサガオの高丈性品種テンダン, および矮性品種キダチの種子と芽生えの発育に伴うジベレリン様 物質の含量の変化について調べた.
2. 種子ジベレリン様物質は種子の発育に伴い増加し, テンダンは開花後20日で最高になる. キダチは 開花後10日で最高になり, その量はテンダンの約1/6であった.
3. 暗処での芽生えにおいて, テンダンの子葉ジベレリン様物質はキダチの2倍の含量, テンダンの胚 軸はキダチの10倍以上の含量を示した.
4. テンダンの高丈型, およびキダチの矮性型は各々のジベレリン様物質の含量の相異に関係があるも のと思われる.

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